先のe-mobile通話定額に関しては、その方向で決着することにした。時期によってメインのauをプランSSからプランSに変えたりしていた(月額は上がるが単位時間の料金は下がり、無料通話も増える)が、平均的に年に1回くらいそういう時期が訪れる可能性がもともとあって、どうせ変更手数料かからないしそれでもいいんだけど、普段抑制するくらいなら一層、と
思い。勿論e-mobileが通話定額をずっと続けるのかは知らないけど、最適なキャリアを渡り歩くことはもはや運命なんだろう。
キャリア関連もそれ以外の分野にしても、情報提供のためには予め自分で試さないとわからないことが多い。結果的に私個人では使うアテのない機材が家に溢れかえる。これももはや運命なんだろう。
飽きもせず端末とかキャリアネタ。ただの感想。
e-mobileの通話定額オプション(月額1400円で10分以内の通話が300回まで定額)はwillcomの模倣(同じく980円・500回
まで)だったのかもしれないが、ともかく通話端末としての認知度が低いe-mobileにとって、契約数を維持向上することを目的とし、プラチナバンド獲
得対策なのだろうなと考えると理解できない戦略ではない(本当の理由は違うかも知れないけど)。
ただwillcomと違うのは飽くまで携帯だからMNP転入でヘビーユーザーが本当にガンガン使うかもしれないことだと思う。willcomの場合、今のところ携帯との間でMNP制度がないから番号が変わるぶん敷居が高い。
しかしそもそも日本は電車で通話するなというのが象徴的で(飽くまでペースメーカー問題とは別としても合理的なルールだと思うけど)、もともと通話
料が高いこともあるようなのだけど通信に偏っている感があり、どうせ通話のヘビーユーザーはビジネス用途か、そうでなければかぎられた個人だけだという考
えがあるような気がする。なおe-mobileの通話定額オプションは個人契約が前提になっている。
通話をしない想定として、例えばauの場合、現在基本料金プランがSS,S,M,L,LL,E,W,Zの8種類あるが、最後発のZが近頃いちばん前
面に出ていて、他の7種はその他になっている。無料通話なし・au宛無料・その他30秒21円という従来のSS-LLの段階でいえばSS相当の単位時間の
料金になっている。auのシェアは決して低くないが、平均的には相手がau以外も場合も多いだろうしau以外ならSSより高くなるから、余程通話しない前
提があるんだろうという気がする。
で、それと比較してe-mobileの通話定額オプションは1通話の時間次第だけどおよそプランL相当で、明らかにヘビーユーザーレベルになる。そういう比較をすることは想定してないのだろうけど。
そしておそらくe-mobile(イー・アクセスだが…)が危機を感じていたのはむしろWiMAXへの流出であって、UQは人口カバー率が低いうち
からかなりうまくやった感じがするが、最近どこに行ってもWM3500Rユーザがいるし速度低下の話を聞くと需要過多で、却ってe-mobileに回帰し
ている感じもあったりなかったりで。電話ではなくただの通信回線となれば、電話番号のようなしばりがないからユーザー側としては回線変更の敷居はとても低
く、要件を満たす品質と料金で使えれば渡り歩くことにほとんど障害がないから、しばらくこの流動的な状態は続くんだろうなと思っている。
ただ昨今のdocomoの度重なるインフラ側のトラブルにせよ、スマホのアップデート失敗による「文鎮」化の話にせよ、なんだかとても劣化している
気がする。にもかかわらず端末は季節にあわせおよそ年に4回出るし、開発現場は目に浮かぶようで、そもそもの目的は何なのかよくわからなくなっている気が
する。
とにかくキャリアが儲けるために顧客の奪い合いをしている、ということだけは間違いないけど。
2011-11-07: 端末情報
auが旧800MHzからの切り替えを進めていて、非対応端末ユーザには度重ねて案内を送っているようなのだけど、パケット通信を割とする人ならiPhone4Sにするというのは結構ありだなと。
iOSが嫌いなわけではないけど、例によってワンセグとおサイフケータイは使いたいので今のところ私の目的にそぐわない。が、そういう機能がいらない人なら関係ないし、第一16GBモデルは結構安い。いやINFOBAR A01が高かったという僻みではなく…。
もちろんauに関しては旧800MHzに逆に対応してないので、旧800MHzの運用が終了する2012年7月までは他のau端末と比べて不利にな
る、という点では若干先走り感があるのだけど。キャリアメール(ezweb.ne.jp)の暫定対応感(SMSには対応したものの、キャリアメールは今の
ところプル型になっているらしい)もだけども。
速度問題
個人的にはコンスタントに1Mbpsも出ればいいと思っていて、速度を上げていく競争をするくらいなら料金を下げて欲しいと思うのだけど、4Gへの方向性にしてもそういう方面ではあまり期待できない感じがする。
今後の端末に関して思うこと
各キャリアともスマホ的機能がいらない人向けの端末も今後ちゃんと出して欲しい。TU-KAは亡くなってしまったが、結局通話とメールが使えればいいという人はそれなりにいるし。
それとタッチパネルだけど感圧式の液晶は死滅したのだろうか…。